【とくダネ】タイガー犬が中国で大人気!非難殺到も逮捕できない理由は?週間犬と呼ばれる悲劇の犬12/7
12月7日 とくダネ
今日のとくダネで中国で売られるタイガー犬が紹介されました
中国といえば白黒に塗られたパンダ犬が世界中から非難を浴びたことが記憶に新しいですが、次にブームを起こしているのはオレンジと黒のシマシマに彩られた虎のような模様のタイガー犬
テレビで放送されるや否や、またもや世界中から非難が殺到しているそうです
欧米諸国なら動物愛護団体から激しく非難され、実刑もやむなしのこの状況ですが、中国ではなぜこのような業者が横行しているのか・・・その秘密に迫りました
タイガー犬とは?
そもそもタイガー犬とはどこで売られているのか?
なんとこのタイガー犬、お店などではなく露店で販売されているそうだ
渋滞中の車にタイガー犬を2匹持って近づいていく男は
「タイガー犬はどう?250元(5000円)ですよ」
とドライバーに声をかけて歩く
その間、タイガー犬は不安そうに「みーみー」とか細い声を上げている
動物好きでなくとも、腹立たしいことこの上ない動画である
このタイガー犬、ただの小犬に着色しているだけにもかかわらず「希少価値の高い犬」として販売されているらしい
こんなものに騙される中国人は果たしているのか・・・?
中国でも問題視されている
このタイガー犬、中国国内でも大きくメディアに取り上げられ、非難が殺到しているらしい
そして何よりも批判を浴びているのは犬に塗られた塗料
粗悪な塗料を使用されているため犬にとっては猛毒らしい
どれくらい猛毒かというと、舐めるだけで死んでしまうほど・・・これは悪質すぎる
猛毒を塗られた犬は中国では「週間犬」とよばれるそうだ
意味は「一週間しか生きない犬」
ひどい・・・ひどすぎる・・・
これを受けた動物愛護団体はなんとか中国に取り締まってほしいと訴えているそうだが、その成果はないらしい
中国には取り締まる法律がない
世界中の動物愛護団体が訴えても成果がないのは、実は中国にはこれを取り締まる法律がないかららしい
中国の法律に詳しい専門家の話では
「中国では自分の所有している犬に対して色を塗るなどの虐待をしても、取り締まる法律が現在存在しない。業者は自分の犬に着色し、それを販売しているので手が出せない」のだそう
なんともやりきれないですね