今井雅之、家族でも姉と妻しか病室に入れない覚悟に娘は?子供は?
2015/06/16
2015年5月28日、俳優の今井雅之さんがお亡くなりになりました
ふくよかな姿が印象的な今井さんですが4月30日に行った会見では見る影もないほどやせいらっしゃいましたね
きっとつらい闘病生活があったのでしょう
しかしそんなつらい闘病生活でも、今井さんは強い役者魂をもっていらっしゃったようです
最後の舞台となった「THE WINDS OF GOD」を病気で降板後も、毎日毎日リハーサルを見に来ていたそうです
さらに病室には、自分の弱っている姿を他人には見せまいと、妻と姉、付き人の三人しか入出を許可していなかったというのです
今井さんはご家族を公にしていらっしゃいませんが、娘さんや子供が何人かいらっしゃるという噂があります
今井さんは娘さんや子供達ですら病室に入れなかったのでしょうか・・・?
そのあたりを調べてみました
今井雅之のサムライスピリット
Contents
4月30日の会見の裏側
「CTスキャンをしたら大きい腫瘍が3つもありました。かなり痛みもあるしほとんど声も出なくなった。僕は精一杯この仕事をやっていくのでどうか応援よろしくお願いします」
4月30日に行われた記者会見で痩せ細った姿でこう語った今井さん
実はこの時、今井さんは歩くことすら難しく記者会見の会場までも車いすで移動してきたのだそうです
しかし自分が弱っていると悟らせないためか、記者会見の会場に入るときには車いすから降りて歩いて向かったのだそうです
今井さんの強い役者魂を感じますね
末期の大腸がんで余命いくばくもないと思われる状況でも舞台に復帰する夢はあきらめていませんでした
舞台「THE WINDS OF GOD」にかける思い
自身が自衛隊出身だという経歴を持つ今井さんが作ったのが「THE WINDS OF GOD」という作品です
脚本を作るに当たり100人以上の元特攻隊員に話を聞いたほど強い思い入れを持ち、自身のライフワークともいうべき作品だったそうです
特に今年は終戦70年
今年の公演には並々ならぬ想いがあったのだそうです
降板後も毎日リハーサルへ
強い思いを持った舞台「THE WINDS OF GOD」への出演がかなわなくなった今井さんですが、舞台は何としてでも成功させたいと願っていたようです
今井さんは座っているだけでもつらい状況の中、毎日リハーサルに来て稽古を見ており、時折「ううっ」と唸り顔をゆがめることもあったのだそうです
しかしこれは痛みを我慢できなくなったわけではなく「なぜ自分がそこにいないのか」という悔しさの表れだったのだそうです
這ってでも舞台に出たい、そんな思いで毎日稽古を見ていたんでしょうね
まさにサムライスピリッツです
病室には妻と姉と付き人しか入れない
そんなサムライスピリットをもった今井さんですので、病室にもほとんど人を入れなかったようです
その理由は自分の弱っている姿を人に見せないため
舞台や映画で活躍した当時の自分のまま皆に記憶しておいてほしかったのでしょうね
どんなに近しい人でも病室に入れなかったのだそうです
病室に入れたのは今井さんの妻とお姉さん、付き人の三人だけだったのだそうです
最期をみとったのも妻とお姉さんだったのだそうです
他の家族も入れなかったのか?
今井さんは私生活を全く公表されていなかったのでお子さんがいるという確かな情報はありません
しかし奥さんとの出会いが30年前の1985年、その後7年越しの恋を実らせて結婚されたという事ですので年齢的にもお子さんはいらっしゃったのではないかと考えられます
近しい人すら病室に入れなかったというのがお子さんも入っているのだとしたら・・・弱っていく父親の姿を最愛の子供達には見せたくなかったのかもしれませんね
今井さんの奥さんは葬儀の準備で病院に集まった関係者の前にも姿を見せなかったのだそうです
まるで今井さんのために暗躍する黒子のような愛ですね
きっと最後まで「俳優今井雅之」を妻として立たせたのでしょう
ご冥福をお祈りします